記事の内容
この記事は
- 22日間中国旅行に行った結果、旅行に行く前に知りたかった情報の紹介
- 中国でびっくりするので、少し気をつけるべきことの垂れ込み
を行い、読者は
- 中国旅行に行って困らないための下準備
を理解できる。
イントロ
中国は日本とは結構違う国なので、行ってびっくりしないように、少しの話題をメモしておく。
本ブログの情報源である旅行について
- 2024/9/3 ~ 2024/9/25
- 上海、西安、敦煌、ウルムチ、広州、深圳、香港、マカオに滞在
- 20代前半の男友達と数人で旅行、一時的に一人ですごしていた時もある
旅行に行く人に絶対知って欲しいこと
- 中国に着いたら即電話番号を取得せよ。空港は高いので、券売機でチケットを買って、市内まで行き、ChineUnicomなどのキャリアショップに駆け込むべし。100元くらいで、電話とデータ付きSIMを獲得できる。
- 事前に入れられるアプリは入れておこう
- 行きたい観光地は、WeChatで名前を検索して、事前予約せよ。人数制限があり、事前予約なしでは、入れないところが多い。
- タクシーが安すぎるので、それ前提で旅程を練るべし
- 英語は全く通じない。中国語で数字や、多少のコミュニケーションを取れるように仕込んでおくべし
- トイレは和式便所が多く、紙も置いていないので、自分で紙は持ち歩くようにしよう
中国で入れてないと人権がないアプリ
中国はアプリケーションによるインフラが大きいので、そこへの準備をしていないと、本土に渡ってから苦労する。 さらに、中国の電話番号を前提にしているものも多いので、そういうアプリは本土に渡ってから登録しよう。
Alipay
中国大陸内では、これがないと何もできない。逆に言えば、これがあれば大体のことはできる。地下鉄に乗るのにも使うので、絶対必須。
日本の電話番号で登録でき、さらに日本で普通に使っているクレジットカードが登録できるのでダウンロードして、登録までやっておくべし。
Alipayと似た感じで、Chatツールと支払いツールが引っ付いたスーパーアプリ。これしか使えない店舗やタクシーもたまにあるので、必須。
Alipayがあれば、よくわからない登録画面をこねこねすることで、うまく登録できたはずなので、日本にいるうちにやっておくべし。
友人たちと行くなら、グループでも作っておくと便利かもしれない。LINEもSignalも、Instagramも、Xも、なにもかも使えないので。
高徳地図 / 百度地図
中国国内では、GoogleMapは使えないので、地図アプリとして必須。さらに、飲食店情報や観光地情報、観光地に入るためのチケットの販売まで、幅広い情報にこれ一つでアクセスできるので、超便利。使っていれば、中国語表記のアプリ画面にも慣れるので、ファイティン。
Railway12306 (中国国内の電話番号が必要)
中国国内の高速鉄道や寝台車に乗るための、予約アプリ。’Trip.com’でも予約できるが、手数料が取られるので、中国国内で使える電話番号を取得したあとは、これを使うのが吉。(Trip.comは中国の電話番号がなくても使える)
中国はえげつない量の鉄道路線が張り巡らされているので、鉄道を使わないのは勿体無い。
大衆点評
中国の’食べログ’。でもものすごくたくさんの機能がある。
このサイトで十分星をもらっているところは、ものすごく人気店で、味も結構いける。なので、飲食店選びに困ったら(多すぎて絶対に困るのだが)このアプリで探すといいかもしれない。
美団
なんでも入っているスーパーアプリ。これ + 中国の電話番号 があるといろんな激安便利サービスを受けることができる。黄色いものにQRコードが貼ってあったら、一旦美団で読み込んでみるといいかもしれない。
例えば、
- モバイル充電器貸し出し (100円/一時間!!!)
- レンタル自転車 (30円/30分!!!)
中国は日本より何もかもが大きいので、移動にレンタル自転車が使えるとすごく楽しい。
DiDi(中国版) (中国国内の電話番号が必要)
DiDiは西洋圏でも知られた配車アプリだけど、中国版をアプリストアからダウンロードする必要がある。これを使うと、タクシー料金がほぼほぼ確定できるので、ぼったくられる心配がない。
DiDiじゃないタクシーに乗る時は、タクシーメーターをちゃんとリセットして、起動していることを確認した方がいい。僕は、駅の前で待ち構えていたおじさん(絶対怪しい)のタクシーに乗って、ぼられた。中国では何をするときも、ちゃんといくらになるかの価格合意はしておかないとだめ。ただし、そこさえしとけば、すごくみんな親切。
同時翻訳アプリ
僕が使っていたのは VoiceTra っていうNICTが作っているアプリ。このアプリは金盾にも引っかからず、ちゃんと使えて、翻訳も早いので、すごく便利。会話はこれでなんとかなる。
掲示板とかを読む時は Papago を使っていた、画像から文字を読み取って翻訳するアプリはたくさんあるので、好きなのを使うといい。でも、Google系は全部ダメなので、そうじゃないやつを。
国際送金アプリ
香港に入ると、クレジットカードしか使えなくなり、たまに現金Onlyの店もあるので、Wiseなどの国際送金アプリや、カードのキャッシングで香港ドルを作っておくといい。マカオのカジノでは、クレジットカードでチップを買うと手数料(6%くらい)がかかるが、香港ドルの紙幣からなら手数料0なので、すごくお得。
中国での生活
- 人は無愛想だが、クソ優しい。何を買ったり、何かを食べた後とかに、色々聞いてみれば、知っていることはいろいろ教えてくれる。ぼったくる人も少ない気がする。
- トイレはどこでも貸してくれるので、綺麗なホテルとかで用をたすのも悪くないかも
- コインランドリーという概念がほぼないので、洗濯機がある宿を選ぶか、手洗いしよう
- バスや地下鉄の公共交通機関がすごく充実していて何も困ることはない。タクシーもめっちゃ安い(75円/1km)
- 英語は全く通じない。本当に全く通じない!!!!
- 水は飲めないので、沸かして生活用水として使おう
- トイレは和式便所が多く、紙も置いていないので、自分で紙は持ち歩くようにしよう
- 人々が仕事をして過ごしている場所にお邪魔するので、お邪魔する精神を持とう
- “辣的不辣的”って聞かれるので、辛いのが苦手な人は”不辣的”といおう
- モジモジしていても誰も助けてはくれないので、何が必要か自分で考えて、それを周りの人に要求しよう。大体助けてくれる。
- 中国人は騒音と匂いに関して無関心(??)っぽいところがあるので、うるさいことや臭いことには慣れよう
- 安い店ではマナーとかなさそうで、器を持って食べる人も麺を啜る人もいるので、くつろごう
- 道路は適当に渡るものなので、適当に渡ろう。車とバイクは待ってくれます。
- 中国はなんでもクソでかい(飯も、地図の縮尺も!!)ので、大きいことを念頭に置いて行動しよう
- 中国では列なんてものはないので、急いでいる場合は急いでいますって叫びながら、最前列に横から割りこみましょう。急いでいない時でも、前に詰めましょう。
- 壁にメニューが書いてあるけど読み方がわからないシチュエーションはよくあるので、レーザーポインタとかを持っていくと便利かもしれない。
- 価格交渉は電卓でやると楽。売り手を尊重しながら交渉を楽しもう!
- 屋台とかで、一つのはずが、たくさん売りつけられることがある。何個欲しいかを事前に明確に合意形成しよう(そのために、多少は中国語を話せるように!)。
- おじさん、おばさんはみんな痰を吐きまくる。そういうもんです。
- 電気も、温水も、僕が泊まったところは完璧に備えていた!
中国で覚えておくべき便利なフレーズ集
- いくら? 多少銭?
- 数字の読み方
- トイレの場所はどこですか?
- それそれ 対
- ちがうよ 不対
- そうそう 是
- ちがうよ 不是
- いらない 不要
- ありがとう 謝謝
- ばいばい 再見
- これ ジャガ
- 一個 イガ
- あっち ナーリ
- 何人? ナーリレン?
- 日本人 リーベンレン
- etc…
ほかにも便利そうな挨拶は覚えておくといい。何せ、英語は全く通じない。文字が読めない人も、飲食店の人やタクシードライバーさんの中にはたまにいるので、音を正確に言えるように準備しておこう。中国語は声調言語なので、音程をちゃんと取らないと全く通じない。音痴には辛いかもしれない。
中国本土の価格の相場
20円/一元くらい。中国は貧富の幅が広いので、高級な方向には無限にあると思う。
香港やマカオに関しては、本土の約5倍から10倍くらいする気がする。(水 14香港ドル(250円), バス 800円)香港と中国大陸は人間も金銭感覚も全然違うので、国境を越えてみて面白かった。
レストラン編
- 10元(200円) ~: 面屋さん、くそ安くて、量多い
- 40元(800円) ~: 王将みたいな感じ
- 80元(1600円) ~: ウマメシか、観光客向け
ホテル編
- ユースホステル(青年旅舎) 80元(1600円)くらい
- ぼろいが十分なホテル(酒店) 100元 ~ 300元くらい 一部屋価格なので、みんなで泊まれば安い
タクシー編
- 初乗り5元
- 2.5元(50円)/1km
- 深夜30%割り増し
みたいな感じ。クソ安い(日本は約1000円/1km)。
タクシー前提で旅程を立ててもいいと思う。タクシーの運ちゃんは、旅行をコーディネートしようとしてくるので、’不要 謝謝’でかわすべし。
その他
- 水(500ml) 2元(40円), 空港内など5元
- 新幹線 1500円/1時間 くらい
- 適当な傘 13元(深圳で買ったやつ)
- 精力剤 300元
- 兵馬庸の入場料 150元
- 適当な街バス 2元 ~
- 地下鉄 1元 ~ 8元
- 瓶ビール 10元 ~
行った感想
- 貧富の幅が広すぎて、貧乏旅をするインフラがくっそ整っているから、大学生の旅にはすごくおすすめ
- タワマン立ちすぎ。特に郊外のビルは本当に埋まるのか心配になる。ずっと工事している。
- 人件費はほぼタダ扱いだなと思った。労働集約的な産業が安い。